夢をつなごう!
『孫へのメッセージ』

週刊メルマガ / 第13号 / 08.05.07 / まぐまぐID:0000257428
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お便り
読者のみなさんから
お便りを沢山頂き
礼申し上げます。
お便りはこちらから
ご覧頂けます。
読者のメッセージ

「孫」の書
墨アーティストの
岡林里依さんの作。
アートの世界で常に
新しい感覚の作品を
作り続けているアー
ティストです。
毎週このメルマガで
岡林里依さんの作品
をご紹介しています。

ロゴ
デザインはデザイナ
ーの杵渕勉氏の作。
「孫へのメッセージ」
の装丁も執筆者ごと
に杵渕氏がデザイン
を制作します。
           目 次
 1 続「I love ZEST」
 2 「六綾さんという大人のお嬢さん」 荒井 久
 3 岡林里依作品コーナー
 4 連載 第13回 『孫へのメッセージ』エッセイ風創作講座
 5 読者へのプレゼント
 6 編集後記


1 続「I love ZEST」
 
前号のメルマガが流れてまもなくのこと。
「今日のメルマガよかったね」とメールが届いた。
昔の同僚からだった。
「I love ZEST」のことだろうとピンときた。
なにはともあれ、そういう反応は書き手にとっては嬉しいものだ。

それから何回かメールのやり取りが続いた。
「久ぶりにZESTで飲もうか」
「そういえば、ZEST経営者の長谷川耕造さんの本をくれるとか言っていたね」
「ごめん。すっかり老人ボケだよ」
「せっかくだから他の人も誘うか」

というわけで。
2人が3人になり、4人になり。
とうとう、7人になった。
不思議なことに途中で都合悪い人はいなかった。

最初のメールから二日目。
同僚は、長谷川耕造著「タフ&クール」を六本木まで届けてくれた。
お礼と言ってはなんなのだが。
六本木一丁目駅の「立ち飲み寿司」でご馳走した。
とても喜んでくれたのだが。
立ち飲みの場合はご馳走とは言わないか。

僕はその晩、いただいた本を半分くらいまで読んだ。
面白かった。
僕はZEST飯倉も好きだが。
ラ・ボエムもよく行く。
とりわけ白金店と新宿御苑店(店名は正しいかどうか不明)が大好き。
長谷川耕造さんの戦略にはまっている自分がおかしかった。

本にはこう書いてある。
すべての店舗にブロードウェイの舞台のような空間を創り上げました。この舞台
の主人公はもちろんお客様。このお客様にいかにご満足いただけるか。スタッフ
たちはサービスに走り回ります。テーブルを囲んで話が弾む。給仕の勧めたうま
いワインでのどを潤す。食事に舌鼓を打つ。シックなインテリア、雰囲気たっぷり
のライティング、活気ある店内。 なかなかいい店だな、もう一度来ようか・・・・。
お客様にこんなふうに感じていただけることが、何よりの喜びです。

まったくその通りで、僕もラ・ボエムにはまっていたのだ。
素晴らしいCRMの実践だ。

さて、長野で過ごした連休が明けて。
明日の夜は「ZEST恵比寿」に仲間の7人が集結する。
翻訳家兼作家やアーティスト、会社社長や監査役など。
久しぶりの方もいて再会も楽しみ。

さてさてメルマガは先週、GWで1回お休みさせていただきました。
本日、第13号をお届けします。
皆様からのお便り、心よりお待ちしています。

(荒井 久)

◎ご意見やご感想をお寄せいただければ嬉しいです。
  welcome@soriq.jp



2 「六綾さんという大人のお嬢さん」 荒井 久
 
前々号で書いた「孫へのメッセージ」バイブル本の話。
感動的な続きがあった。
まずは、その本の序文の最後を再掲したい。

   最後に、この書を最愛の女房明子に捧げる。彼女は貧乏と苦労に滅法
   強い「いい女」である。そして、私は彼女から自由と時間を限りなく吸い
   取った「悪い男」である。

   1995年8月17日
   我等の城のある自由が丘にて  西澤公慶

なんという気骨のある、「いい男」なんだろう。
前回、僕はそう書いた。

その奥様の明子さんに、お会いできた。
僕が感動したことをお伝えすると、とても喜んでくださった。
なにより明子さんは、「お嬢さんらしさ」を失わないまま、背筋の伸びた素敵な
女性だった。

「未だに主人の書斎には入れないのです。そこで倒れたものですから」

第一巻 宇宙誕生から人類誕生迄
――時空の創造と生命の進化――

これが発行されてまもなくのことだった。
出掛けに突然倒れて、還らぬ人となってしまったという。
亡くなられてからもう12年も経つのに、その時のショックはまだ鮮烈だ。

大蔵省を辞められた時に、「これから4000万円ほど使うぞ」と宣言されたそ
うな。
マンションでも欲しいと思っていた奥様も諦めざるを得なかった。
その使い道が全三巻の自費出版だった。

その目的も果たされないまま、書斎には参考文献、資料、原稿用紙が積まれ
たまま。
「すごい量の原稿用紙。そういう人でした」と明子さん。

第三巻目の経済、金融まで辿り着かなくて。
さぞかし、無念だったに違いない。

まだ第一巻は残部があるそうで、僕も1冊いただくことになった。
僕のお宝物になる。
嬉しい。
少しでもご主人の志を伝えていけたらいいなと思う。

奥様とお会いできたのは、元NHKの加藤和郎さん主宰のI-Media情報バザー
ルの場だった。
稀音家六綾(きねやろくあや)さんというお名前で登録されていた。
伝統芸能公演団体「希扇会」の代表をされているのだった。

6月1日に国立小劇場で公演があり、もちろんご自身も出演されるという。
どこまで僕が理解できるかどうかだが。
伝統芸能である長唄と日本舞踊に触れたいと思っている。

さらに驚いたことがあった。
長女と次女の方のご主人はお二人とも以前から知り合いだった。

長女の新原雪乃さん夫婦もお見えになっていて。
新原芳明(大蔵省出身で現・社団法人信託協会専務理事)さん夫人だったこ
とが判明。
新原さんとはこの会で、以前から知り合いだった。

始めてお会いした雪乃さん。
てきぱきと話される中に、教養と優しさを感じた。

雪乃さんの解説で、次女の方のご主人は、僕も永年勤めた日経BP社の方
だった。
日経ビジネスの編集部長や発行人を務め、今でも役員として活躍中だ。

IT系を歩いてきた僕にとってはまさか、なのだが。
世間は意外に狭い、を実感したのだった。

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3 墨アーティスト 岡林里依作品コーナー
 


作品  #17  

1998年9月銀座松屋の大きな美術画廊で
個展をさせていただいた。
突然の思いがけないお話で、
それまでは、日本では書のみの個展、
海外では抽象の絵のみ、というように
自分の中で二本の道が交わらずにいた。
ところが、松屋さんの美術画廊は大変広く
時間的に点数が揃えられそうもなかった。
迷った挙句サンフランシスコのギャラリーから
作品を返してもらい、ようやく間に合わせたのだった。
自分の心はずうっと後にそれを味わうことになるのだが、
私の書と絵と二本の道が交わった瞬間だった。

この個展の搬入の時でした。
まだ数点しか飾られていないその中から
「これを下さい」とお買い上げ頂いた"作品"を忘れられなくて、
それから一年以上経ったころ、
その"作品"の6倍ほどの大きさで書いたのがこの作品#17です。

昨年埼玉県川口市が企画して好評だった
「二人のクローデル展」に招かれた私は、
会場となった旧田中家住宅のお茶室の床の間に
その"作品"が収まっているのを見ることが出来たのです。
大好きな黒田泰蔵さんの花入れと共に。

9年ぶりの再会でした。

岡林里依



4 連載 第13回 『孫へのメッセージ』エッセイ風創作講座 荒井 久
「書き出しは、まえがきか要点か」
 
原稿のタイトルが重要であることは誰でもわかる。
とりわけ本のタイトルならなおさらだ。
「バカの壁」のヒットはタイトルの貢献が大きいのではないか。

タイトルもさることながら、ここで気にしているのは「書き出し」だ。
この先を読んでくれるかどうかが決まるからだ。
記者にとっては、読んでくれてナンボ。
先を読んでくれなくては商売にならない。

書き出しでグッと読者の心を掴みたいのだが。
機をてらってもいけないし、媚びてもいけない。
自然体が一番良いが、迫力が欠けてもいけない。

僕らが商売にしてきた雑誌の場合。
タイトルがあり、要点があり、そして本文がある。
そういう構成である。

読者は忙しいと思え。
要は何だと早く言え。
結論から書け。
先輩にはそう教わってきた。

主タイトルと副タイトルだけ読んで「わかった」人もいるかも。
最初の要点を読んで「わかった」というかも知れない。
もっと詳しく知りたい人だけ本文を読んでくれればいい。
そう、教わってきた。

だから僕たちは。
グッと引き込む「まえがき」の工夫よりも。
書き出しの部分は「要点」に徹してきた。
新聞を見ても、トップ記事などは最初に「要点」がある。
そこを読んだだけでこと足りるようになっている。

ただ、この書き方に僕は、いつも悩んできた。
タイトルに結論めいたタイトルを付け。
要点に結論を書く。
それから本文を書き出す。
しかも結論から先に。

悩みは、この三つが同じ主旨の文になるからだ。
同じことを3回書くような感じになる。
そのため、文章としての魅力が損なわれる。

その結果、原稿全体のプロポーションが美しくなくなる。
そこで僕は。
まえがきが許される原稿では極力、それにチャレンジした。

この原稿はまえがきがよいか、それとも要点か。
書き出しには、いつもそれを気にしてきた。

この頃の文章では、先に要点を書くことは少ない。
日記的な原稿が多いからだ。
書き出しで、いかに興味を惹いていただくか。
そのことに腐心することが多い。

長谷川耕造著「タフ&クール」の場合。
ところどころに、編集者による要点が書かれている。
それがまた、文章全体を立体的にしている。

文章を書き出すとき、いつも気にすることが肝心だ。

(次号をお楽しみに)


5 読者へのプレゼント
本のプレゼント当選者発表
沢山ご応募いただきありがとうございました。
4月30日締切り分の当選者を発表します。
個人情報保護法を遵守しイニシャルのみを発表です。
当選者は下記の方々です。
「WEB2.0」は  KT  TH  HU  TS  KIの5名様
「ビジョニング」は  YN MS HT IK TWの5名様
「鏡の奥」は  KN JK TS IM TOの5名様
本は9日に発送いたします。どうぞお受け取り下さい。

「毎月各5名、合わせて15名様に『本』をプレゼント」
このメルマガの新規ご購読者の方に、しばらくの間、抽選で毎月
各5名、合わせて15名様に『本』をプレゼントいたします。
 A 荒井 久著「Web 2.0の鼓動」(風雲舎発行)
 B 塚田 修著「ビジョニング」(日経BPクリエーティブ発行)
 C 岡崎 里依著「鏡の奥」(Rデザイン社発行)
のいずれかご希望の本を贈呈いたします。

「Web 2.0の鼓動」は「これならわかる!これならできる!」と
副題が付いていますように、どなたにも新しいインターネット時代の
変貌を理解いただける本です。
専門知識なしで興味深く、読みやすく解説しています。

「ビジョニング」は制作段階で荒井が関わった書籍です。
著者の塚田 修氏は「孫メ」の趣旨に賛同され、ご自身の著書の
プレゼントを快くお引き受け頂きました。

著者の塚田氏は現在、米国系製造会社の日本法人の代表として
ご活躍中です。
働く個々人に対し「ビジョン」、「ミッション」、「バリュー」を創ることで、
生きていく方向性や指針が見つかるとし、とりわけビジョニング(自分
自身のマイビジョンを創ること)が自己改革をもたらすと説いています。
併せて、企業を活性化するためには「組織ビジョン」と「個人ビジョン」
の相乗効果が大切であると言っていて、組織論の書としてもお薦め
です。

「鏡の奥―岡林里依の墨」
毎週このメルマガでご紹介している墨のアーチスト岡林 里依さんの
墨の作品とエッセイ集の魅力溢れる素敵な本です。
岡林さんのご好意でプレゼントが実現できました。定価2200円の
豪華な本です。

本のプレゼントをご希望の方はメールで
ご希望の本(A or B or C)、お名前、ご住所、電話番号、メールアドレスを
明記になり、下記のアドレスへお申込み下さい。
  welcome@soriq.jp
締め切りは5月末日です。
抽選の発表は第2水曜日のメルマガ上にイニシャルのみ掲載します。

◎ご意見、ご感想は、ご遠慮なくこちらまでお寄せください。
  welcome@soriq.jp


6 編集後記
先週はGWのためメルマガを一週間お休みさせて頂きました。
メルマガの編集に携わって、あらためて執筆活動しているプロの
凄さを肌で感じています。
なにしろ発行人が荒井久ですから大変です(笑)
一字一句に神経を使わなければなりません。
大まかな性分の私には大変な作業です(汗)
でも、とても勉強になります。
これからも、よろしくご愛読お願いします。

※掲載内容の転用、転載は大歓迎です。出典を明記の上ご利用下さい。
 さらに、ご一報頂ければとてもうれしいです。

マガジン 夢をつなごう!『孫へのメッセージ』
まぐまぐID 0000257428
発行日 毎週水曜日
発行 株式会社ソリック
発行人 荒井 久
編集人 立木 陽
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