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目 次
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| 1 「軽井沢ヴィラArai」が誕生
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| 2 「林遊」と「孫メ」がうまく交流できたら |
| 3 岡林里依作品コーナー |
| 4 連載 第16回 『孫へのメッセージ』エッセイ風創作講座 |
| 5 読者へのプレゼント |
| 6 編集後記
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| 1 「軽井沢ヴィラArai」が誕生
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| 「I love」シリーズを続けていたら。
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| なんだか、この頃。
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自分の周りに嬉しいこと、楽しいことが起きていて驚く。
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| こんなところで宣伝めいたことを書くのは申し訳ないが。
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これもその1つ。
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| 昨日、2008年6月10日、大安。
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| 「軽井沢ヴィラArai」が誕生した。
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今回は「I love 軽井沢ヴィラArai」。
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| 一時は手放そうとして全てを引越ししたのだが。
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| 結局、手放せなくなった軽井沢の家。
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| さらに、手を入れて蘇らせて。
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貸し別荘「軽井沢ヴィラArai」を誕生させたのだった。
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| その経緯、その思いはしっかりとホームページに書いた。
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写真も自分でいっぱい撮った。
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| 「軽井沢ヴィラArai」
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http://www.karuizawa-villa.com
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| 自分の生活臭を極力なくし。
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| 利用する方が、自分の別荘としてもらうために。
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| 暗証番号方式の鍵に変更した。
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| 最初から最後まで他人に会うことはない。
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しかも、掃除・洗濯もなし。
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| ぎりぎり10人まで利用できるから。
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| 2カップルで借りるのがお得だ。
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1人でも10人でも同じ料金だからだ。
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| 自分の別荘にお友達を招いてもいい。
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| 最初からたくさんの友達とでもいい。
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| 内緒で自分の別荘に彼女を招いてもいい。
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いろんな使い方ができる。
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そんな風に蘇った「軽井沢ヴィラArai」が嬉しい。
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| 2週間が過ぎるのはあっという間。
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| メルマガ第16号をお届けします。
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| 梅雨に突入しましたが、皆様も心は晴れで。
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皆様からのお便り、心よりお待ちしています。
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(荒井 久)
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| ◎ご意見やご感想をお寄せいただければ嬉しいです。
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welcome@soriq.jp
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| 2 「林遊」と「孫メ」がうまく交流できたら
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| 「あなたはおじいちゃん、おばあちゃんから何かメッセージをいただいています
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| か」
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| 「あなたのおじいちゃん、おばあちゃんはどんな暮らしをしてきたのでしょうか」
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| これまで僕は、多くの年配者にそんな質問をしてきた。
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ところが、そのほとんどの応えは「ない」「よくわからない」というものだった。
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| 「メッセージを欲しかったですか」
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| 「もっと知りたかったですか」
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| そう質問を続けると、必ずこういう返事だ。
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| 「欲しかった」「もっと知りたい」
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誰でも、自分のルーツは知りたいものだ。
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| 「ということは、あなたも孫世代にメッセージを残さないと、孫世代からは同じよう
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| に思われますね」
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そう話すと納得される方が多い。
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| 環境問題が大きな問題になり。
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| 教育の不行き届きが、社会問題を巻き起こしている今。
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| 孫世代の日本は、世界は、地球はいったいどうなってしまうのか。
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| 大丈夫なのか。
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そう心配される方が多いに違いない。
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| だから私たちは、苦難だったかも知れない自分の歩んできた道を残し。
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| 仕事のノウハウや人生の知恵を書き残すべきではないか。
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さらには、孫世代まで残したい、託したいメッセージがあるのではないか。
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| 僕はそう気が付いて「孫へのメッセージ」というテーマ出版事業を始めた。
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僕は略して「孫メ」と呼んでいる。
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| 人生誰もが歴史がある。
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| 10人いれば10人の、100人いれば100人の違う人生の歴史がある。
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| それを書き残すべきではないか。
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僕はそう気付いた。
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| そのことに、多くの先輩や仲間が賛意を示してくれた。
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| まだ始めたばかりだが、すでに4人が孫へのメッセージを書き始めている。
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| 長野県の山村の村長を6期連続で続けている名物村長さん。
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| 全国の農村漁村にケーブルテレビ施設を100カ所以上も開設してきた貢献者。
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| 光ファイバ通信の研究で世界をリードしてきた研究者。
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地域医療に情熱を懸けるお医者さん。
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| お話を聞いて、その生き様に僕は感激している。
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| その方々が、僕のプロジェクトに賛同してくれて。
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正直のところ、本当に嬉しい。
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| ごくごく普通のサラリーマンだった方々にもご登場いただけないか。
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| 僕は切に、そう思っている。
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| もちろん、サラリーマンでなくても、大工さんでも職人さんでも農業の方でも。
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| どんな方にも掛け替えのない人生ドラマがあるからだ。
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| そういう人たちに「孫メ」を勧めたい。
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だから、徹底して低コスト化に努めた。
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| 先日、久保田章さんにお会いする機会を得た。
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| 久保田さんは、読者の投稿による交流誌「林遊」の編集・発行人だ。
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| 隔月刊誌で年間購読料が3000円。
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数百人の読者がいるとのことだった。
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| 「生涯青春、みんなで創る交流誌」
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| 「書いて楽しむ、読んで楽しむ林遊倶楽部―自分発信をしましょう!」
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| 「これからは社会のため、子孫のために」
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| その主旨には「孫メ」との共通項も多い。
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久保田さんとの会話も弾んだ。
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| 「孫メ」を執筆した方々も「林遊」に。
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| その体験談を投稿させていただいたらどうだろう。
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| 「林遊」と「孫メ」がうまく交流できたら。
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僕は、そんなことを夢みている。
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| ◎読者からのメッセージ
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http://mago-me.com/dokusya.html
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| ◎ご意見、ご感想は、ご遠慮なくこちらまでお寄せください。
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welcome@soriq.jp
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| 3 墨アーティスト 岡林里依作品コーナー |
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作品 #85 鏡の奥(声) (size: シルク屏風3尺2曲)
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| シルクに手描きを始めたのは、東京ドームで毎年行われる世界蘭展の
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| 公式グッズとして「蘭」の文字をデザインした黒扇子のブースが出来た
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| 時だった。
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| スカーフの手描きを百枚以上も描き、それも一枚として同じものはなく、
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| デザイン的にも良いものが多く大変喜ばれたものだった。
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| そのシルクの屏風に描いてほしいと頼まれ描いたのがこの作品です。
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| シルクを両面に貼りリバーシブルになっていて、裏には何と3つ目の
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「聲」が。
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| 個展の前前日の早朝、思いついた文字を書くと決め、
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| 緊張して屏風に向かった瞬間、「さて、何を書く。」
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| と天から声がした。
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| 思わず一気に「聲」を書いた。
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| 作品を作る正にその瞬間、突然「聲」が聞こえてくることがよくある
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のである。
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岡林 里依
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| 4 連載 第16回 『孫へのメッセージ』エッセイ風創作講座 荒井 久
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| 「締め切りへの挑戦」 |
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原稿書きが仕事の中心だった僕は、締め切りとの戦いだった。
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| 何事にも言えることと思うが、新しい何かを誕生させることは大変だ。
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| 常に、生む苦しみを味わう。
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原稿を書くという行為も同様だ。
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| 長い原稿の時はたいがい徹夜になったりする。
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徹夜しても締め切りにピンチだったことも多々あった。
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| いつだったか、深夜になって。
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| 4階の部屋に住んでいた僕の前の部屋が火事になった。
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眠気をこらえて原稿を書いていた僕は、異様な煙の匂いを感じた。
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| 火事だ。
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| 一瞬にして眠気は吹っ飛んだ。
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| 急いで前のお宅のドアを開けると、物凄い噴煙が上がった。
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| 奥の方で火が見えた。
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二人の小さなお子さんがうずくまり、夫婦で火を消そうとしていた。
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| 危ない。
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| 逃げろ、逃げろ。
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僕は必死で叫んだ。
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| 消防署に連絡することもできずに「火事だ!火事だ!」
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必死に叫びながら、マンションの階段を降りた。
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| それでも取り残された6階、7階の家族は屋上に避難するしかなかった。
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どれほど怖かったことだろう。
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| 結局、火元の部屋は全焼し、その真上の5階の部屋もかなり被害を受けた。
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| 自分の部屋も煙が充満した。
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家中がスモーク状態になった。
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| 朝方になって、消火作業も一段落。
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僕は目の前の公園から、公衆電話で編集部に電話した。
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| 「昨夜、火事に見舞われて焼け出されました」
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| 「もちろん寝ていません」
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「昨日締め切りの原稿ですが、あと2日延ばしてください」
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| 実は、こんなに嬉しいことはなかった。
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| 原稿遅れの、立派な言い訳ができたからだった。
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| 火事が起きたのに、嬉しいなんて、誠に不謹慎なのだが。
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それほどまでに締め切りが怖かった。
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| 締め切り厳守。
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| どんなことがあっても締め切り厳守。
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それは、後工程の方々に多大な迷惑を掛けてしまうからだ。
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| 逆に考えてみると。
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| 世の中、締め切りがないと何も進まない。
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| 社会には締め切りが必須であることに気付く。
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締め切りがあるからこそ、全ては次のステップに進む。
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| 「孫へのメッセージ」の場合。
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締め切りはご自分で設定しなければならない。
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| ご自分で決めると、どうしても甘くなる。
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理由はいくつでもつけられる。
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| 多くの場合。
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| まあ、いいものを残すのだから。
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| 締め切りを延ばそう。
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そうなるのが普通だ。
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| ここはひとつ。
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| ご自分に厳しい締め切りというものを設定してみてはいかがだろうか。
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1つのチャレンジとして。
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(次号をお楽しみに)
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| 5 読者へのプレゼント
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「15名様に『本』をプレゼント最終回」
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| 沢山のご応募ありがとうございました。
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| 5月度の本のプレゼント当選者を発表します。
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| 「Web 2.0の鼓動」は下記の方々が当選しました。
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| KK TS TH SY TY
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| 「ビジョニング」は下記の方々が当選しました。
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| NT AO TT YH SK
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| 「鏡の奥―岡林里依の墨」は下記の方々が当選しました。
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| KD IH MO KS YK
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| 本は6月12日に発送いたします。
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尚、本のプレゼントは今回で終了させていただきます。
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| 「Web 2.0の鼓動」は「これならわかる!これならできる!」と
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| 副題が付いていますように、どなたにも新しいインターネット時代の
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| 変貌を理解いただける本です。
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専門知識なしで興味深く、読みやすく解説しています。
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| 「ビジョニング」は制作段階で荒井が関わった書籍です。
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| 著者の塚田 修氏は「孫メ」の趣旨に賛同され、ご自身の著書の
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プレゼントを快くお引き受け頂きました。
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| 著者の塚田氏は現在、米国系製造会社の日本法人の代表として
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| ご活躍中です。
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| 働く個々人に対し「ビジョン」、「ミッション」、「バリュー」を創ることで、
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| 生きていく方向性や指針が見つかるとし、とりわけビジョニング(自分
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| 自身のマイビジョンを創ること)が自己改革をもたらすと説いています。
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| 併せて、企業を活性化するためには「組織ビジョン」と「個人ビジョン」
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| の相乗効果が大切であると言っていて、組織論の書としてもお薦め
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です。
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| 「鏡の奥―岡林里依の墨」
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| 毎週このメルマガでご紹介している墨のアーチスト岡林 里依さんの
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| 墨の作品とエッセイ集の魅力溢れる素敵な本です。
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| 岡林さんのご好意でプレゼントが実現できました。定価2200円の
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豪華な本です。
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| ◎ご意見、ご感想は、ご遠慮なくこちらまでお寄せください。
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welcome@soriq.jp
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| 6 編集後記
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| うっとうしい季節となりました。
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| この季節になると北鎌倉の紫陽花を思い出します。
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浜田省吾の「紫陽花のうた」のシーンと実体験とがオーバーラップします。
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| 六月の雨の雫
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| 紫陽花の花 北鎌倉
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| 横須賀線のプラットホームに 君と・・・
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| 静かな静かな 雨の午後
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| 微かな微かな 木々の声
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| 何も奪わずに 何も求めずに
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君を愛したいと願う
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| さて、またも、アキバで凄惨な事件が起きてしまいました。
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| ガソリンの高騰、物価の高騰、後期高齢者医療制度問題、底なしの
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| 年金問題、地球の温暖化による環境問題、子供の躾を放棄した親子
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| 関係、コントロール出来ないファンドマネーの流れは資本主義経済の
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| 終焉の予感、などなど、明日の予測は難しい。
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しかし、シニア世代はサイレントマジョリティであってはならないと思う。
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| ※掲載内容の転用、転載は大歓迎です。出典を明記の上ご利用下さい。
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| さらに、ご一報頂ければとてもうれしいです。
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