夢をつなごう!
『孫へのメッセージ』

隔週刊メルマガ / 第24号 / 08.10.01 / まぐまぐID:0000257428
関連サイト  『孫へのメッセージ』    http://www.mago-me.com/


お便り
読者のみなさんから
お便りを沢山頂き
礼申し上げます。
お便りはこちらから
ご覧頂けます。
読者のメッセージ

「孫」の書
墨アーティストの
岡林里依さんの作。
アートの世界で常に
新しい感覚の作品を
作り続けているアー
ティストです。
岡林里依のHP

ロゴ
デザインはデザイナ
ーの杵渕勉氏の作。
「孫へのメッセージ」
の装丁も執筆者ごと
に杵渕氏がデザイン
を制作します。


           目 次
 1 のんびり静かに過ごせそう
 2 公園での出会いから。。。
 3 連載 第21回 『孫へのメッセージ』エッセイ風創作講座
 4 「軽井沢ヴィラArai」から
 5 編集後記


1 のんびり静かに過ごせそう
 
海外にいる彼が、出張で日本にやってくる。
その土日に二人で出かけたい。
目一杯、二人だけの二日間を過ごしたい。

日本にいる彼女が選んだのが、軽井沢ヴィラAraiだった。

「ネットで拝見して、のんびり静かに過ごせそうだなあって思いました」
「新幹線で行きます。買い物するところも教えてください」
「もしかしてレイトチェックアウトをお願いするかも」

僕は凄くすごく嬉しかった。
何をして差し上げたらいいのだろう。
僕は目一杯のご案内を差し上げた。

すぐにお礼のメールが届いた。
「ありがとうございます」
「とっても楽しみです」

お二人にとって、いい秋ですね。
きっと、いい歴史を刻むことになるでしょう。
とっても応援したくなりました。

今号は初めて寄稿をお願いしました。
ネット(GREE)で知り合った吉原眞紀子さん。
佐賀市にお住まいの方です。

お許しを得て。
ネット上の、吉原さんの日記からの転載です。
孫世代にも残したい、いい歴史を刻んでいます。

さてさて。
秋も深まる今日この頃。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
メルマガ第24号をお届けいたします。

ご意見、ご感想をいただければ幸いです。

(荒井 久)

  welcome@soriq.jp



2 公園での出会いから。。。  佐賀市  吉原眞紀子
 
彼女と初めて出会ったのは、
佐賀にある、祖父母の家のすぐ近くの公園。
お互いに小学生でした。

同い年の従妹の大親友だった彼女。
ちっちゃくって。
笑うとえくぼがポコッとひっこんで、
とってもかわいかった。

初めて会ったばかりなのに。
旧知の友人のように仲良く遊んだ私達。

彼女は彼女で、
ちょっとおませな私が珍しかったらしくて。
どちらが言い出すともなくお互いの住所の交換。
ペンフレンドになりました。

当時私は、父の仕事で熊本住まい。
佐賀と熊本で、
幼い手紙は度々行き交ったのでした。

でもそれから。
高校に進学する時だった。
私はまた父の転勤で、佐賀に来たのに。
学校が違ったせいか、
何故か会うこともなく二十年が過ぎて。
再会した時には、お互い子持ちの身になっていました。

服飾関係に進んだ彼女でしたが。
縁あって結ばれたご主人は、
なんと、焼き物の街、有田の窯元さん。
結婚後、彼女は焼き物の道、
浮世絵の世界にとりつかれたと夢中でした。

度々の個展。
私も足を運び。
彼女の情熱、夫婦の仲の良さに感心したり、あてられたり。

焼き物が大好きだった私の上司を彼女のご主人に紹介。
そこからまた、新しい世界が広がりました。


ところが、なんという運命の残酷さ。

昨年の夏。
深夜、突然の心筋梗塞の発作に襲われたご主人。
あっという間に、あの世に旅立ってしまいました。

残された彼女の悲嘆。

手紙を書いても。
電話をかけても。
お返事すらなく。

後で聞いたら、生きる屍状態だったとか。

そんな彼女と昨日再会しました。

前述の元上司。
どうしてもお参りに行きたいと、
昨日、横浜から飛んで来られた。
私も仕事を抜け出して、アッシーで有田までお供しました。

一年を経て、彼女は力強く蘇っていました。
見よう見まねでろくろを回し。
彼の作品の足元にも及ばないけど、と。
はにかみながらも、ろくろを操る彼女。

ご主人の急逝後。
初めてろくろを回し。
でも、できたんだと。
自分の後ろで亡きご主人が、
きっと力を貸してくれているんだと・・・

そんな彼女自身の作品に、注文が押し寄せ。
こなせないほど抱えているとか。

私もこの日。
彼女から大きな元気をいただいた。

◎読者からのメッセージ
  http://mago-me.com/dokusya.html
◎ご意見、ご感想は、ご遠慮なくこちらまでお寄せください。
  welcome@soriq.jp



3 連載 第24回 『孫へのメッセージ』エッセイ風創作講座 荒井 久
僕たちは穴だらけの人生
 
新しいプロジェクトの立ち上げで、
何が受けるのかを真剣に考えている。

そんな時。
完璧なコンテンツを考えやすい。

だが僕らは、こんなことを考えている。

優等生のコンテンツはつまらない。
総合点の優劣はつまらない。
より完璧を求めるのもつまらない。

何かが飛び抜けているのが面白い。
何かの個性が、何かの特徴が、人々をあっと言わせる。
そんな何かは何なのか。

飛び抜けた何かには。
「たくさんの穴」があるに違いない。
そんなでこぼこが面白い。

人生でも。
そんな人には、たくさんの穴があって。
きっとみんなから指摘されるに違いない。
そして、その場が大いに盛り上がる。

「あはは。バカだね、あいつ」
そう言わせて、多くの人々を自分の穴に引き込む。
そんな芸人に学ぶことが多い。

そう。
僕達は誰も、きっと多くの穴がある、抜けがある。
それを欠点とは言いたくない。
「個性だ」と言いたい。

原稿もそうではなかろうか。
穴を上手く演出できないか。
願わくばそれが、「天然」であればなおいい。

何かにこだわれば、こだわるほどに。
何かに夢中になれば、なるほどに。
何かの穴が生じて。
そのコントラストが面白い。

原稿の書き方で、いつもそんなことを考えている。

(次号をお楽しみに)


4 「軽井沢ヴィラArai」から


「収穫の秋」

9月22日、月曜日。
ふっと思いついたように、軽井沢へ。

夕食を済ませて自宅に戻ったら午後9時を回っていた。
明日は祝日、お休みだ。
軽井沢への終電にはまだ3本ある。

明日の天気はいい。
「そうだ。軽井沢、行こう」
すぐにタクシーで東京駅に向かった。
運転手さんが何かを感じて飛ばしてくれた。

無理かと思っていたが、タクシーを降りてから走った。
なんと9時28分発に間に合った。
缶ビールを買う時間すらあった。

軽井沢着は10時38分だ。
「そうだ。京都、行こう」ほどの重さはない。

新幹線に乗り込むと、昔の仲間のデザイナに出会った。
相変わらず、高崎から通っているようだ。
元気そうだなによりだ。

一夜明けて。
予報通りの天気ではなかった。

だが、お昼頃から晴れ間が。
庭の周りには、香りの葉っぱが育っていた。

近くの道路には、栗がいっぱい。
きっと、前の日の雨が落としたに違いない。
ちょっと小さいのだが、拾ってみた。

この辺の人たちは誰も興味を示さない。
毎年、車につぶされるだけだ。
そういえば、毎年楽しみにしていたラズベリーの木。
開発ですっかり切られてしまっていた。

栗は40分ほど茹でたのだが、皮を剥くのが難儀。
ナイフに力が入り。
半分は捨ててしまった。
ごめんなさい。

山椒の実も、こんなに育っていた。
もう、相当辛いはずだ。

秋の軽井沢も大好きだ。

つづきはこちらへ「軽井沢ヴィラArai」


6 編集後記

「非常識な発想に挑戦」
私の口ぐせ。

「家具屋はターゲット外」
これも私のセリフ。

「家具屋の最大のターゲットはブライダル客」
これは営業担当が入手した情報だ。
「これはイケル!」

非常識な発想を身上とする私は
常識の枠から少しも踏み出せない自分を見た。
未熟さに痛み入るばかり。

※掲載内容の転用、転載は大歓迎です。出典を明記の上ご利用下さい。
 さらに、ご一報頂ければとてもうれしいです。

マガジン 夢をつなごう!『孫へのメッセージ』
まぐまぐID 0000257428
発行日 隔週水曜日
発行 株式会社ソリック
発行人 荒井 久
編集人 立木 陽
ホームページ http://www.mago-me.com/
お問い合わせ welcome@soriq.jp
メルマガ解除 http://www.mag2.com/m/0000257428.html
Copyright (C) 2008 SoRiQ,Inc. All Rights Reserved