夢をつなごう!
『孫へのメッセージ』

隔週刊メルマガ / 第25号 / 08.10.15 / まぐまぐID:0000257428
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お便り
読者のみなさんから
お便りを沢山頂き
礼申し上げます。
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ご覧頂けます。
読者のメッセージ

「孫」の書
墨アーティストの
岡林里依さんの作。
アートの世界で常に
新しい感覚の作品を
作り続けているアー
ティストです。
岡林里依のHP

ロゴ
デザインはデザイナ
ーの杵渕勉氏の作。
「孫へのメッセージ」
の装丁も執筆者ごと
に杵渕氏がデザイン
を制作します。


           目 次
 1 農業への回帰
 2 1本の電信柱で戦禍を免れた
 3 連載 第25回 『孫へのメッセージ』エッセイ風創作講座
 4 「軽井沢ヴィラArai」から
 5 編集後記


1 農業への回帰
 
13日の早朝。
信州・佐久穂町の井出幸司さん宅で。
ミニトマトの出荷手伝い。

まずは収穫から。
赤みかがった大粒の採取。
ヘタの先からポロリと取れる。
独特のトマト畑の匂いが充満している。
小さなものは時々、自分の口へ。

一袋7個入りで約330グラム。
かなり大粒だ。
300グラムが条件だが、少しおまけの設定にしてある。

この日は60袋、2箱のみ。
それでも嬉しくて、出荷場まで同行させていただいた。
「出荷」の喜びは格別だ。

話は変わるが、あくる日の14日。
GREE友達からこんなメールが届いた。

・・・・・
秋も深まりましたね。
私がお世話になっております無化学肥料、無除草剤のりんご園も収穫の時を
迎え、リンゴの香りに酔っている矢先、私の目指す方向からの吉報を頂きま
した。有機農業を勉強し、ゆくゆくは就農したいと思っております。
そしてその食材にて料理し、それを発信していけたらと・・・。

まだまだ先の長い話ですが。
食物の危険が叫ばれ、お子様は野菜を嫌いになり。
りんご園のオーナーから聞かされた農薬まみれの販売野菜の現状・・・。

少しでも多くの方に。
美味しくて安全で豊かな食卓を囲んで欲しいと思います。

まずは農業研修先の見学へ行かせて頂くことになり、明日北海道へ参ります。
すぐに戻りますが、もし受け入れてもらえるようであれば、すぐにでも移住
をしようかと思っております。
・・・・・

文章大好き、編集大好きな女性が、「安全な農」に目覚め。
一生の仕事にしたいと。
細い体には、本当に覚悟が必要だ。
決意したからには頑張って欲しいとは思うが。
それにしても、まだまだ心配だ。
僕が編集の仕事を作れなかったことが心残りでならない。

さてさて。
秋も本番。紅葉を訪ねてみたい今日この頃。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
メルマガ第25号をお届けいたします。

ご意見、ご感想をいただければ幸いです。
(荒井 久)

  welcome@soriq.jp



2 1本の電信柱で戦禍を免れた
 
先週末、東京に住む従姉を迎えに行き、
僕の運転で信州・佐久に向かった。
昨年亡くなった僕の長兄・春近の1周忌に参加するためだった。

従姉は那須かをるさん、85歳。
大正13年9月4日生まれだ。

他にも同乗者はいたが。
後部座席のかをるさんとの会話が楽しかった。

僕は終戦直後の昭和20年9月の生まれ。
その時、かをるさんはすでに二十歳だった。
東京は焼け野原で、死体をまたいで歩いた。
自分も空襲で危なかったが、1本の電信柱が救ってくれた。
生々しい話だった。

大好きだった彼が戦死しちゃって。

親の都合で、この人と結婚しなさいって。
言うままになった。

だから、私の結婚は人助け。
人助けの人生だった、と笑う。
その夫も、もはやいない。

かをるさんの母が長女で、僕の父が4男だった。
祖母は5男3女を授かったのだった。
だが、あの戦争で、優秀だった2人の兄弟を亡くした。
父からそう聞いたことがある。

その当時の祖父母、父の兄弟の話。
かをるさんは、まるで昨日のように、
リアルに語ってくれた。

やっぱり、戦争はだめね。
ちょうど私は、胸の結核の影が見つかり。
2カ月ほど佐久で過ごせた。
お陰ですっかり元気快復したのよ、とかをるさん。

いつから喫煙を始めたのかは聞かなかったが。
いまだに、かなりのヘビースモーカー。
朝食はいつも洋食。
佐久でもピザを食べに出かけたかをるさん。

それでもピンピンとしているのは、どうしてなのか。
結核の経験があり、ヘビースモーカーの85歳って。
聞いたことがない。

「かほる」ではなくて「かをる」がいやなの。
古いよね、と笑う。
その屈託の無さが、元気で長寿の秘密か。

そうそう。
今回の1周忌では、僕が進行役を務めた。

それで。
集まっていただいた皆さんに、お願い事をした。
長兄・春近の思い出を語って欲しい、と。

そのために。
沈黙の1周忌ではなく、和やかな1周忌となった。
多くの方々が、昔の思い出を語ってくれた。
そんな進行は、兄弟からも好評だった。

こんな時しか顔を合わせない親戚も多い。
せめてこんな時は、つないでいくべき、
多くのことを語って欲しい。
僕は、そう思った。

これも、孫へのメッセージに携わっているためだろうか。

◎読者からのメッセージ
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◎ご意見、ご感想は、ご遠慮なくこちらまでお寄せください。
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3 連載 第25回 『孫へのメッセージ』エッセイ風創作講座 荒井 久
日記を書くことから始めよう
 
原稿というのは、すぐに書けるようで書けない。
僕もそんなことをよく経験する。

書く癖とか習慣が大事なようだ。

現に僕は、毎日のように日記も書く。
仕事でもある量の原稿を書いている。

ところが、日記を書かなくなると。
とたんに、筆が重くなる。
いや、パソコンが重くなる。
なかなか書けなくなるのだ。

毎日の習慣として書いていれば。
そんなこともなく、誰かに話すように書ける。
そんな経験を何回もしている。

日記がきっかけで。
思いは過去へ遡り。
あるいは未来へと駆け上がり。

自然に書けるようになるのではないか。
そう、思う。

そう。
まずは、自分の今日の出来事から。
書き連ねてみよう。
すこしずつ。

例えば。
今日は快晴。秋晴れの良い天気だった。
そんなのでいい。

そんな1行の日記から。
そういえば、あの日も良い日だった。
紅葉がとてつもなく美しかった。
同行した彼女が、彼氏がこうだった。
こんなことがあった。
そんな風に文章は増えていく。

いわば、誰かに語るように脳裏から引き出される。
それが、いつか。
孫へのメッセージにつながる。
僕は、そう信じている。

(次号をお楽しみに)


4 「軽井沢ヴィラArai」から


「早くも来年の予約」

10月14日。
「来年の予約開始はいつ頃になりますでしょうか」
そんなメールが届いた。
もしかして、お休みを予定している来年1月、2月のことか。
まずは、そう思った。

それで丁寧に伺ってみた。
「来年はいつ頃をお考えでしょうか」と。

すると間もなく、お返事メールが届く。
「お恥ずかしいのですが、来年9月19日から23日までの連休です」

不思議に思って、来年のカレンダーを調べてみると。
確かに、5連休になっている。
なぜかわからない。
9月にもゴールデンウイークができたみたい。

でも、そんな貴重な連休に。
しかも、1年も前から。
軽井沢ヴィラAraiを指定してくださった。
とてつもなく、嬉しい。

つづきはこちらへ「軽井沢ヴィラArai」


6 編集後記

連休、久し振りに金沢までの長距離ドライブ。
燃費の悪い車をやめて、
燃費の良い彼女のビッツを使う。

片道260キロ、約3時間の運転はさすがに疲れた。
タウンカーは燃費が良くても長時間ドライブには向かない。
ロードホールディングの悪さ、
コーナリングの悪さ、
加速性能の悪さ、
バッケットシートでないのでポジションも取り難い。

でも、ガソリン代を考えると少々の乗り心地の悪さは我慢、我慢。
それに、城下町特有の狭い路地は小さい車の方が何かと便利だ。
経済性と快適性の両方を求めるのは無理というもの。

ひがし茶屋町を散策、
若い女性が近づいて来た。
市から委託を受けて、観光客にアンケート取っている。
話すと訛りがない。
小京都と言われる金沢だが京都の訛りがまったくない。
イントネーションはほとんど標準語に近い感じ。

茶屋町の中に「黄金の壁」という町屋がある。
蔵の壁が黄金で輝いている。
蔵の内部も黄金だ。
さらに、お土産のケーキまで金箔の黄金だ。
1260円で金箔のケーキを買った。

お土産の包みを開く。
リビングには黄金のケーキが鎮座。
今、にわか成金を味わっている(笑)

※掲載内容の転用、転載は大歓迎です。出典を明記の上ご利用下さい。
 さらに、ご一報頂ければとてもうれしいです。

マガジン 夢をつなごう!『孫へのメッセージ』
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発行日 隔週水曜日
発行 株式会社ソリック
発行人 荒井 久
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