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目 次
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| 1 「月下美人に学んだ一夜」 |
| 2 「心のネットワーク」 荒井 久 |
| 3 岡林里依作品コーナー |
| 4 連載 第9回 『孫へのメッセージ』エッセイ風創作講座 |
| 5 読者へのプレゼント |
| 6 編集後記
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| 1 「月下美人に学んだ一夜」
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| 3日前の日曜日。
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| 東京では満開の桜の中。
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| 僕の家の中では、月下美人が咲きました。
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3月中の開花は、僕にとっては始めての経験です。
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| 午後6時頃から花が膨らみ始め、
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| 午後7時にはすっかり開花。
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強力な香りを放ち、その美を訴えました。
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| しかし、午後11時を過ぎると早くもしぼみ始めました。
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| 開花は、4時間くらいでしょうか。
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月曜日の朝を迎えたら、すっかりしぼんでいたのでした。
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| ところが、まだまだ美しさを秘めたままです。
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| 色艶を残し。
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ひょっとして、まだまだ青春、と訴えているかのよう。
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| そうそう僕も。
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| まだまだ強いメッセージを放っていかなければ。
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月下美人に学んだ一夜でした。
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| さて、このメルマガも第9号になりました。
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いつも、ありがとうございます。(荒井 久)
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| ◎ご意見やご感想をお寄せいただければ嬉しいです。
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welcome@soriq.jp
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| 2 「心のネットワーク」 荒井 久
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| 祖父が残した12枚の「戦争手記」
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| そんな実録に接した。
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まさしくそれは、孫へのメッセージではあるまいか。
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| そして、不思議なことが起きた。
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それぞれの心のネットワークが存在している気がしてならない。
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| 話は、NHKを定年退職された加藤和郎さんに出した僕のメールから始まる。
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加藤さんは退職と共に、名古屋学芸大学メディア造形学部の教授になられた。
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| 長年に亘り、「情報化メディア懇談会」を主宰された加藤さん。
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| 番組創りの現場を離れ、NHK情報ネットワークに所属した時のお仕事だ。
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僕もそれに参加していた。
それが終わってから、もう1年以上が経つ。
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| だから、1年以上はお会いしていない。
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それで、「孫メ」プロジェクトのメールをお出ししたのだった。
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2日後、加藤さんからこんなメールが届いた。
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| 返信が大幅に遅れて申し訳ありません。
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| 北海道新冠町にあるレコード館が10周年を迎えたので、
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| 記念シンポジウムとコンサートで、酒井政利、久保田早紀、
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| 斉藤アンジュ玉藻(バッハのヴァイオリニスト)、
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稀音家六綾(長唄・三味線)を連れて行っていました。
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| 「孫へのメッセージ」は面白い企画ですね。
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| 孫が祖父の青春時代を知りたいという想いで制作した学生の作品が
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全国映像制作者協会のコンクールでグランプリになりました。
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| 「確かにあった過去〜語らなかった祖父の物語〜」ですが、
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| タイトルがいいでしょう。
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| かつてあったからこそ「過去」ですが、確かにあったかどうかは
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本人の周辺しか知らないわけですよね。
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| 「確かにあった過去」で検索すると、映像が見られますので
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| 覗いてみてください。
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| 私は、これから3日までパソコン環境にありませんが、
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| 携帯アドレスは生きています。
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4日にはトリトンにおります。
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| ケータイ嫌いと言っていた加藤さん。
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| どういうことだろう。
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「ケータイにメールくださいね」と伝えているようにも見える。
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| それしても「語らなかった祖父の物語」
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| 早速に検索してみた。
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| あった。
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| 「確かにあった過去〜語らなかった祖父の物語〜」
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解説にこうある。
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| 祖父が残した12枚の「戦争手記」を元に、当時のまま残る、主
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| 計兵として祖父が働いていた建物や、同じ海兵団出身者の体験談、
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| そして肉親の思い出話などから、彼の歩みを辿り、当時の情景に
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| 思いを馳せながら、時代と共に風化していく戦争の記憶を綴った
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| ドキュメンタリー映像。作者を含め、若い世代の人間にとっては、
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| まるで映画や小説の中のように現実感のないものかもしれないが、
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| 当時の厳しい現実や生死を分けた体験などは、ドキュメンタリー
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| として、貴重な記録となろう。
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制作:井上 莉沙(名古屋学芸大学)
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| 63年を経て、風化されつつある「12枚の戦争手記」。
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| 僕は、それを元にしたドキュメンタリー映像に引き込まれた。
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| 孫である制作者の淡々としたナレーション。
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| 祖父から孫へ、心のネットワークがつながっている気がした。
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グランプリも当然だ。
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| 多種多様な経験を積まれた加藤さん。
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| 他に話が弾むかも知れない。
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どうやらお会いできそうだ。
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| あくる日、僕は長野県茅野市に向かわねばならなかった。
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| 新宿に着いた僕は5分後に発車する特急「あずさ号」を見つけて、
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特急券も買わずに飛び乗った。
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| ふう。
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そこで、僕はご指定のケータイアドレスにメールを差し上げた。
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| 加藤さん、ありがとうございます。
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| それでは、4日の朝10時とかにお邪魔できないでしょうか。
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| それと、加藤さんからいただいたメールを、
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僕のメルマガなどに実名で公表してよろしいでしょうか。
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なんと、すぐに返信が届いた。
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| 4日は11時から夕方までトリトンにいる予定ですが、
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| 新宿で10時でもいいですよ。
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| トリトンは通訳翻訳会社に居候ですので、
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| 何か縁が生まれるかも知れません。
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僕のメールは公開されても、後悔するものではありません。
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| 相変わらずの加藤さんの駄洒落だ。
公開されても後悔しないか。
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タイトルも「公開先に立たず」となっていた。
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| 早速にありがとうございます。
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| トリトンに11時でもよろしいでしょうか。
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駄洒落の誘いにも乗れずに、そう返信した。
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お待ちしています。加藤
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| 伺います。
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| 中央線のあずさ号で、勝沼の辺りを通過中です。
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| 梅は咲いているものの、まだ、冬景色です。
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駄洒落に対抗できない僕は、ちょっとした風情を伝えた。
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| 偶然ですね。
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| 今、甲府発車でしょう。
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| 6号車4番です。
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小渕沢までです。
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| 思わず僕は、車両の入り口を見た。
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| 3号車だった。
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慌てて駆けつけたのは言うまでもない。
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| なんという偶然。
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| まるでドラマみたいだけど。
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| こんな演出、加藤さんはしないだろう。
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| それにしても、現実にこんな偶然が起きた。
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| 話が弾み、再会を約束して。
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特急「あずさ号」は、小淵沢駅に滑り込んだ。
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| わずか10分のミーティング。
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ここにも、心のネットワークがつながっていたのだろうか。
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| ◎読者からのメッセージ
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http://mago-me.com/dokusya.html
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| ◎ご意見、ご感想は、ご遠慮なくこちらまでお寄せください。
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welcome@soriq.jp
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| 3 墨アーティスト 岡林里依作品コーナー |
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作品タイトル 「妖精の微笑a」 (H560×W490mm)
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| 作品の向こう側にあるものをイメージしながら、そのこちら側を描く、
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| そういう制作の仕方を無意識のうちにしていることがある。
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| 遊んでいるのだろうか、
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| 不思議な浮遊感があり、自分のどの部分が遊んでいるのか、
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| まるで突然夢から醒めたように集中状態から解放されるのです。
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(岡林 里依)
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| 4 連載 第9回 『孫へのメッセージ』エッセイ風創作講座 荒井 久
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| 「どこまで自分を見つめられるか」
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先週に引き続き、若い女性の話題。
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若い女性についてではなく、書かれた文章について。
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| GREE仲間の女性が書いた1行に僕はドキッとしてしまった。
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トマトサラダを作ろうとした彼女がこう記した。
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| ぷりん、とした果肉に包丁を入れる瞬間の
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ちょっとした緊張がすき。
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| この1行に、僕の心も動いた。
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まるでその様を見ているかのように脳裏に浮かぶ。
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| ぷりんとした、しっかりした完熟トマト。
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| しかし、その表面は意外に強い。
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| 包丁を入れるとき、ちょっとした緊張を感じた。
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| でも、その緊張感がすき、だと。
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楽しんでいるその瞬間を、すき、と表現した。
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| 何気ない生活の中で。
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緊張もあれば、癒しもある。
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| 癒しの中でも、ちょっとした緊張があったり、
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ちょっと心が動いたり。
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| 彼女は、そんな自分を静かに見つめている。
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他人になったもう一人の自分が、自分を見つめている。
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| 気張ることもなく、
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| 強く意識することもなく。
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自然に、自然に自分を見つめられる。
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どうしたら、そんなことができるのか。
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| 泣きたいくらい悲しかったり。
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| 怒り心頭したり。
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笑い転げたり。
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| そうしたことを、自分の内側からではなく。
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他人になった自分が外側から自分を見つめる。
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| それが、自分を表現する力を向上させる大きな一歩。
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そんな気がする。
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(次号をお楽しみに)
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| 5 読者へのプレゼント
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「毎月各5名、合わせて15名様に『本』をプレゼント」
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| このメルマガの新規ご購読者の方に、しばらくの間、抽選で毎月
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| 各5名、合わせて15名様に『本』をプレゼントいたします。
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| A 荒井 久著「Web 2.0の鼓動」(風雲舎発行)
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| B 塚田 修著「ビジョニング」(日経BPクリエーティブ発行)
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| C 岡崎 里依著「鏡の奥」(Rデザイン社発行)
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のいずれかご希望の本を贈呈いたします。
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| 「Web 2.0の鼓動」は「これならわかる!これならできる!」と
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| 副題が付いていますように、どなたにも新しいインターネット時代の
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| 変貌を理解いただける本です。
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専門知識なしで興味深く、読みやすく解説しています。
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| 「ビジョニング」は制作段階で荒井が関わった書籍です。
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| 著者の塚田 修氏は「孫メ」の趣旨に賛同され、ご自身の著書の
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プレゼントを快くお引き受け頂きました。
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| 著者の塚田氏は現在、米国系製造会社の日本法人の代表として
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| ご活躍中です。
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| 働く個々人に対し「ビジョン」、「ミッション」、「バリュー」を創ることで、
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| 生きていく方向性や指針が見つかるとし、とりわけビジョニング(自分
|
| 自身のマイビジョンを創ること)が自己改革をもたらすと説いています。
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| 併せて、企業を活性化するためには「組織ビジョン」と「個人ビジョン」
|
| の相乗効果が大切であると言っていて、組織論の書としてもお薦め
|
です。
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| 「鏡の奥―岡林里依の墨」
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| 毎週このメルマガでご紹介している墨のアーチスト岡林 里依さんの
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| 墨の作品とエッセイ集の魅力溢れる素敵な本です。
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| 岡林さんのご好意でプレゼントが実現できました。定価2200円の
|
豪華な本です。
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| 本のプレゼントをご希望の方はメールで
|
| ご希望の本(A or B or C)、お名前、ご住所、電話番号、メールアドレスを
|
| 明記になり、下記のアドレスへお申込み下さい。
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welcome@soriq.jp
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| 締め切りは4月末日です。
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抽選の発表は第2水曜日のメルマガ上にイニシャルのみ掲載します。
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| ◎ご意見、ご感想は、ご遠慮なくこちらまでお寄せください。
|
welcome@soriq.jp
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| 6 編集後記
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| 先週、姪が大宮八幡宮(東京都杉並区)で結婚式を挙げました。
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| 「神社の結婚式は寒いよ」と言われていました。
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| 境内はサクラの咲き始めの季節。
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| 本殿は開け放された空間です。
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なるほど、じわじわと寒気が凍み込んできました。
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| 披露宴で77歳の方が次のように言われました。
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| 「76歳以下の人たちは、本当の戦争の苦労を知らない」
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| そして、「確かにあった過去〜語らなかった祖父の物語〜」の
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| ドキュメンタリーを見て、戦争の悲惨な実体験の伝承が身近な
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人から受け継がれることが難しくなることを感じました。
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お知り合いの方へこのメルマガのご紹介をよろしくお願いします。
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| ※掲載内容の転用、転載は大歓迎です。出典を明記の上ご利用下さい。
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| さらに、ご一報頂ければとてもうれしいです。
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