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記者になって始めに教わることは「結論を先に書け」ということです。こういう結論が出た。なぜだ。それは予想されていたか。なぜ、その予想になっていたのか。その根拠は何だったのか。というように、原稿は現在の話から徐々に昔話に発展していきます。昔の話から時間を追って現在までを語るという原稿にはならないのです。
これは、一般的なニュース原稿の書き方ですが、私たちのレポートやさまざまな原稿でも、この書き方は参考になります。新聞などの原稿は、常に新しいニュース原稿が入ってくるため、古い原稿は徐々に削られていきます。その際、ほぼ自動的に原稿の最後、尾っぽのところから削られていきます。こうした書き方をしておくと読みやすいし、編集にも便利なわけです。
「孫へのメッセージ」の原稿でも、このスタイルが読者には興味深く、読みやすいかと思います。つまり、まずは「孫へのメッセージ」で最も今、訴えたいことを最初にお書きいただくのがよいかと思います。 |
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過去に遡る書き方はいろんなパターンがあり、それはそれぞれの好みによります。一例として、最初の結論の後に、一気に学生時代、もしくは仕事を始めた頃に戻るのもひとつの方法です。
そこでの苦労話とか、そこから仕事に磨きがかかってきた話とかもいいですね。場合によっては、あなたの失敗談なども次世代の方々には大変に参考になると思います。
その後どのような工夫、努力、叡智をつぎ込んだのか。どのような先輩に何を学んだのか。
そして、ご自分が会社や社会のリーダーになって教える立場になって、どのような力を発揮されたのか。そして、今、最初に書いたように、次世代にこのメッセージを残したい。と、最初の結論に戻ります。
こうした流れで良いとすれば、最初にご自分のプロフィールを書いてみることで、全体の流れがつかみやすいかもしれません。もちろん、こうした流れはひとつのお勧めに過ぎません。
あくまでもご参考としてください。 |
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原稿を書き出す前に、まず決めることは文章の調子です。「である調」か「ですます調」か、どちらにするかということです。
「である調」は論文調で書き言葉です。少々、威厳を感じるような書き方になります。「である調」では時々、「だ」と決め付けるような書き方もします。硬い感じですが、自信のある雰囲気がでます。「である調」であるのに、読者に「硬い感じを持たれない文章」というのも楽しい挑戦です。
一方の「ですます調」は話し言葉を、そのまま書き記す手法です。やさしく説得すると言う感じになります。読者との同じ目線とか、もしくは目上の方に話しかけるような際に使われます。お客様を大事にする広告原稿やメッセージに「ですます調」が多くなるのはこのためです。逆に「ですます調」であるのに、読者に「硬いイメージを与える文章」という試みも面白いですね。
「孫へのメッセージ」では、どちらの調子でも良いと思います。好みの問題です。ただし、混在しない方が、読者には読みやすいと思います。 |
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